宮坂家の食卓

マシューさん最終日

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マシューさん最後の晩。
父と義母が東京からお帰りになり、今晩がマシューさんとの最後の夕食。
キース夫婦も再度参加。IMG_3268.JPG
献立
・ロースとビーフ
・鱈の昆布締め  太巻き
・ごま豆腐
・鱈の子に煮物 茄子の煮物 茹でおくら
・ヤムウンセン(白菜入り)
・さつま芋とクコの実
・春菊のニンニク風味 いくらしょうゆ漬け
・長いも 本しめじ とんぶり のお浸しに 刻み海苔
お酒(みやさか50・特選 お燗酒)
義父はお燗の話で夢中。IMG_3284.JPG
義母は「あら、私のぐいのみが小さいわ・・。」
マシューさんにサービスされて大喜び、体が前へ・・。
ともかくにぎやかな夕食でした。
翌朝、出発前のブレックファーストの途中の事。
義母がマシューさんとご一緒したいと言い出して大騒ぎ。
マシューさんの次の計画は、神戸の「桜正宗」さんへ。
義母が「お送りしますわ。ご一緒にどうぞ・・・。」などと突如言い出したものだから大変。
義父は目を丸くして!あわわわ!「本当にいくの?」と心配顔。
「あら、いいドライブじゃない、行きましょうよパパ。さあ支度」とおお張り切り。
マシューさんも大慌て・・。最初は「遠いから・・」
と言っていたのが「一人で気楽に行きたい・・。」と。
ようやくあきらめた義母、義父はホットしたようでした。
See you again!
と再開を誓い合いました。
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  2009年1月30日 11:46



マシューさん五晩目には家族。

 IMG_3220.JPGIMG_3234.JPG      粕汁と鰻。
五晩目ともなれば、いよいよ家族同然!

「ただいま」「お帰り」
と先ほどまで同じ屋根の下の会社にはいたものの。
帰りも一緒だったわけだけれども・・・・・。
やはり、家へ帰ってくると「ただいま」「おかえり」
となります。(この響きが大好きです)
今晩まで諏訪にいるダニエルも諏訪へ帰ってくるとまず。
「ただいま・・」です。
「日本で鰻の蒲焼は食べた?」と聞くと「まだ・・。」とマシューさん。
「河豚は山口県で食べてきたけど・・・」
「え・・いいな。」(と皆から冷たい視線)
河豚は無いけれど、諏訪では鰻をご紹介。
「えびす屋」http://www.city.suwa.nagano.jp/miyage/kawa.htmさんの鰻にしました。
義父は「えびす屋」さんの鰻が大好物、いつも召し上がりながら「ここが一番!」と。
真澄辛口ゴールドhttp://www.masumi.co.jp/karakuchigold/のお燗で「お疲れ様・・・。」「乾杯」
「れんこん蒸し」を肴にしてお燗は美味しい。IMG_3217.JPG
鰻飯を二膳、食べたところで酒粕についてダニエルが話し出し、IMG_3224.JPG
急遽、我が家の定番「野沢菜粕汁」をつくり、マシューさんニコリ。
粕デザートに驚きの顔。IMG_3367.JPGIMG_3227.JPG

「これは、カクテルバーに受ける!!」と絶賛。
「ヤッター」

・粕汁(汁物としてのIMG_3232.JPG場合)・・・おかずとしてでしたら、鮭・ごぼう・里芋など具沢山に。
  ◎酒粕・だし汁3カップをミキサーに入れて滑らかにする。刻んだ野沢菜を入れる。

  ◎大根100g・人参60g・油揚げ50g・芹 少々 
    酒粕100g
    だし汁 5カップ・塩・醤油・ 少々・酒(お好みで)
  1、大根、人参・油揚げは短冊切りにする。油揚げは油抜きしておく。
  2、酒粕・だし汁3カップをミキサーに入れて滑らかにする。
  3、野菜を出し汁で煮ておき、2、油揚げを入れ塩等で味加減をする。
  4、刻んだ芹をいれお椀にもる。
  *お好みでジャコ・桜えびを入れてお召し上がりください。

 

  2009年1月27日 15:54



真澄へフランスからのお客様

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マシューさん四晩目は。
 だんだんお疲れかと思い。
 岐阜の沖村肉店のおとっとき・・・・。を準備。
 娘のあずさもお酌にまわり、お燗酒。
 ゆり根も久しぶりに炒めて、一杯の肴に。IMG_3165.JPG

真澄のお燗酒にすき焼きIMG_3166.JPG

  2009年1月26日 17:56



マシューさん 三日目の夕食はおそばと真澄。

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 マシューさん 三日目の夕食。
三日目はお蕎麦。
この日は三年前に我が家へホームスティーをしていたダニエルが、お助けで来てくれました。
今、彼は大阪のユースホステルhttp://www.osaka-yha.com/osakakokusai/
に一年ボランティアで来ています。
お蕎麦が大好きなダニエルなので、お蕎麦と天ぷら。IMG_2509.JPG

真澄は奥伝寒造りhttp://www.masumi.co.jp/okudenkanzukuri/
マシューさんは「ススル」のは難しいようでした。
お天ぷらは大喜び!(の様にみえました)。
これではお腹が一杯にならないかと思い、
急遽、信州名物「栗おこわ」!IMG_2510.JPG
これは喜ばれ、この後「栗」で話が盛り上がりました。
「栗」は「マロン」と発音すると????
色々と話していると「チェスナッツ」・・・・。
「マロン」は食用でない実のことだとか。
そういわれれば、飯田深雪先生は必ず「チェスナッツ」とおっしゃっていらしたことを思い出しました。
「栗おこわ」から始まり、桜井甘精堂http://www.kanseido.co.jp/
「栗もなか」「栗かのこ」・・・。
丸八さんの加賀棒茶http://www.kagaboucha.co.jp/
と夜は長い。

  2009年1月19日 14:36



マシューさん 二日目の真澄の宴会。

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マシューさん2日目
晴天の続く諏訪ですが、急に本格的な寒さになってきました。
イギリスのアジア料理レストランでソムリエをしているマシューさん。
「正しい理解や普及に・・」と熱心な彼は、なんでもよく召し上がります。
二晩目は、鎌倉の井上蒲鉾を使用して、鶏のつみれ団子と金沢の源助大根・人参、
で「おでん」。
岐阜の沖村肉屋さんから手に入れた「肩ロース」の「茹で豚」。
添えたサラダは「白菜と糸寒天のサラダ」。
真澄の「山花」http://www.masumi.co.jp/sanka/を・・・。
十六穀米を炊いて、野沢菜の炒り菜を作り、祇園むら田の「炒り胡麻」とでご飯。
町田さんは、お酒がお弱いとかで、今晩は少しはやめにおひらき・・・。
の「宮坂家の食卓」でした。
おでん・・・鰹節仕立て
ゆで豚はタコ糸で縛って、たっぷりの水の中に・長ネギ・生姜・日本酒で柔らかくゆでる。

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  2009年1月16日 16:47



マシュー・ガロースさんがやってきた。一日目。

IMG_3098.JPGIMG_3102.JPGIMG_3100.JPGIMG_3121.JPG    イギリスから、フランス人のホームステイ。

先週は5日間諏訪を留守にしましたので、ブログの方をお休みしてしまいました・・・。ごめんなさい。
主人は急性胃腸炎になって、ブログがそのままですので、あちらこちらから
「大変ですね、その後のブログ更新がないのですが、生きていますか?」
などと、声をかけられます。
私の方も、新年から色々とあり気がついたら、もう中旬・・。あわててのご報告。
毎晩食卓の変化はあったものの、この一週間のご報告。
まず、先週は娘を連れて、金沢へ電車で行って来ました。
チョットお義理が出来てしまっての故郷入り。
実家の母と長町の祖母宅で泊り込みましたが、なかなかの食卓。
週末には主人と長男が車で来てくれましたので一息。(こちらの報告は来週にして)
今週の毎日の食卓のご紹介。
金沢から帰ってきた晩には、イギリスから来たソムリエのマシュー氏との夕食。

マシューさんは「欧米での日本酒を、正しく伝えていく為に自分自身で体験・理解したい。」
と今回一週間の滞在で早朝より蔵入りしています。
海外担当のドミニクさんと、キースさんも一緒に・・・・。
諏訪に着いたのが午後の2時でしたので、娘も手伝ってくれて、
サー準備開始。
朝一番に仕入れた「こうばく蟹」と「鱈子付け」「もずく」「なまこ」・・・。
と加賀野菜http://www.kanazawa-kagayasai.com/toha/IMG_3106.JPG
諏訪にいらして加賀料理とは・・・ですが、
今回は金沢からのお土産、ということでお許しを・・・。IMG_3103.JPGIMG_3124.JPGIMG_3153.JPG

・ぎんなん・クワイ・うど(ゆず味噌)・かまぼこ・鱈の子付け・鱒の卯の花漬け
 おなます(大根・人参・ゆず)
・こうばく蟹
・汁もの(百合根・葱・焼き豆腐・よもぎ生麩)
・鱈の子煮物
・しじみ汁 16穀米
・花びら餅 季節の和菓子

  2009年1月16日 11:58



2009年 セラ・真澄開店です。

IMG_3040.JPG明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いいたします。
今日は家族総出でセラ・真澄開店です。
昨晩は、金沢から送られてきた「こうばく蟹」と九州から送られてきた「ウニ」。IMG_3018.JPGIMG_3028.JPG
「吟醸あらばしり」で「おとしとり」。
勿論、お蕎麦は「更科そば」「岩波金太郎さんの蕎麦」二味吟味。
元旦の朝は、塩鮭のゆでとお雑煮。まあ、簡単に済ませて、
丸高(味噌蔵)へご挨拶。
そして、会社へ。
振るまい酒を開けて。
さあ、振るまい酒をどうぞ・・・。
大勢のお客様がいらしてくださり、いい元旦でした。
ありがとうございます。
今年も、笑顔で頑張ります。
 

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宮坂 公美
衣食住に大変興味深く特に、食・器に関しては貪欲極まりない両親の元で育ち大学時代に様々なジャンルの料理教室に通い、母の教えの下父のお客様への「おもてなし」は日常茶飯事。

大学卒業後、ご縁があって当年結婚、三人の子育て中、三番目が小学校へ入学を機に、私も社会人一年生に。

「酒のある和やかな食卓」をテーマにCella MASUMIオープン
信州が好き・人が好き・お酒が好き。