松本 大満足グルメツアー
先週の土曜日の夕刻、家内に「たまには外で呑まないと、我家の料理も進化しないから」とせがまれ、電車に乗って松本へ呑みに行きました。
一軒目は老舗の居酒屋「しずか」さん。お得意先なので時々お顔だしはしていたのですが、本格的に呑むのはこれが始めて。憧れのカウンターに座って、名物のおでんや焼鳥、ワラビのおひたしに舌鼓。どれも美味しかったのですが、圧巻は「ネマガリダケ」の素焼。これは北信濃産の豪雪地帯で採れるヒョロ長い竹の子で、南信濃生まれの私にとっても珍味なのです。おかげで特撰真澄の冷を二合徳利で三本も呑んでしまいました。お隣は大阪から来られた真澄ファンのご夫婦で、酒を酌みあっている内にすっかり仲良く成りました。
二軒目はつい最近見つけたそばの名店「佐々木」さん。ホヤの塩辛と酒粕の天麩羅(いずれも絶品)でみやさかブランド(真澄の限定流通ブランド)の「やわらか純米」を呑んで、木曾開田高原産の粉で打ったザルソバをすすりました。そばにはうるさい我夫婦も大感激の逸品でした。
普通はこれで終わりなのですが、「諏訪のブタ」と友人達から呼ばれる我々は、計画どおり「佐々木」の真正面にある「広東」という中華屋さんへ。佐々木のご主人にはしご喰いがばれると恥ずかしいので、「馬鹿なことをしてるな~」と思いながら雨の降る町内を一周。こそこそと店内へ突入して、古典的な味わいの天津麺を家内と二人でシェア。
省みれば、この日の昼は当社の女性社員の結婚式。本当にほのぼのとしたいい披露宴だったので、ついつい真澄の樽酒を枡で5杯も飲んだのでした。決して大酒飲みではない、むしろ弱い体質の私がこれだけスルスルと飲んでしまう真澄の味わいに我ながら感動した一日でした。
「これじゃ太るわけだわ」と家内に睨まれながら諏訪へと帰り、せめてもの罪ほろぼしにと駅から自宅までは必至で早足歩きをし少し汗をかきました。
2008年5月27日 16:28
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