酒を楽しむ 「酒を楽しむ」投稿募集!

2009年9月

こんにちは。たぬきちです。9月中旬以降、急にばたばたばたっと忙しくなってきまして、元々キャパの小さい私、いっぱいいっぱいです。

それはさておき。庫裏庵さんからお便りいただきましたのでご紹介します。

 

「 先日、二十年来のご厚情を頂く、遠来の老師を若手で囲んでの酒席に参加した。仲間がセットした割烹店二階の小座敷で、会席料理を肴にしたのだが、本来なら、酒食ながら老師との問答を楽しみ、薫陶を受ける会であったのだが、慣れない一品づつの提供形式だった為か、常に店の人間が出入りし、つられてせわしなく箸を動かしたので、あまり酒も進まず、会話も盛り上がらずじまいだった。翌日、老師からは、『お前ら何でもパクパク食べて、酒を楽しんでいるのか、飯を喰いに行ったのかわからなかった。』とお小言を頂戴した。

 良い酒飲みではないと思った。未だに、お酒でつまみを流し込むかのような飲み方なのだ。さながら飯食いと言ったところだろうか。ある時、宴会に出た折、試しに肴をあまりつままずに、飲んでみた。肴に気が散らず、話の腰を折らない分、会話も弾み、酔いも進み、いつもと違う宴になった。いっぱしの酒飲みになった気分である。

 ただ、空腹でお酒を飲んだ時に、じんましんが出やすくなるのが、私の欠点だ。毎度では無いが、首から上だけが真っ赤になって、腫れぼったくなってしまい、襟元から上胸にかけては、赤、白の斑になってしまうのだ。新婚当時、初めてその状態を目にした愚妻に、夜間救急につれていかれ、病院では愚妻からも看護師さんからも、『痒そ~!』との大合唱を受け、本当は全く痒く無いのだが、注射を2本も打たれたことすらある。あまりにも赤い顔で、気遣いの宴会などでは、一人で大酒を飲んだようで体裁も悪い。疲れていたり、急に冷たいビールを飲んだりした時にもなりやすいが、空腹時にお酒を飲むことも要因と感じている。最近では、顔のほてりで自覚できる。小一時間で収まるのだが、それまではどうにもならない。

 良い酒飲みにはまだまだ程遠い。ただ、『酒を飲めば、酔い覚めの虚しさを思い…』的、陰性の飲み方では、お酒にも、お酒を造ってくれた人にも、申し訳なかろうと思う程度の酒飲みではある。」

 

ありがとうございます。お酒は体調の良いときに、肴もほどほどにつまみつつ、会話も楽しみながらゆっくりマイペースでお楽しみいただければ。と思います。

あとは、「和らぎ水」もおすすめです。お酒といっしょに、同量の水を飲む。翌日のすっきり加減が違いますよ!

秋の酒には

たぬきちでーす。

真澄の秋の酒、「純米吟醸 山廃造り」が発売になりました。山廃ならではの酸味とコク、二夏寝かせた熟成感が楽しめる個性派。

チーズやローストポーク、味の濃い煮込みなんかにぴったりなんですが、我が家流のかんたん野菜メニューで合うものはないのか? と、このところいろいろ試行錯誤中です。

今のところのオススメは

「ブロッコリーのにんにく炒め」。

刻んだにんにくをオリーブオイルで弱火で炒め、ほんのり色づいたら塩と硬めに茹でたブロッコリーを入れてざざざっと混ぜるだけ。おなじみの定番ですね。

ブロッコリーというより、にんにくに合うみたい。いろいろ試すぞ、にんにく料理!

枝豆問題

今朝は寒かった‥‥ たぬきちです。

昨日、蔵人のユースケさんが野菜をたくさん持ってきてくれました。ブロッコリー、とうもろこし、そして枝豆。

枝豆というと子供の頃は裏の畑からとってくるものでしたが、実家を離れてスーパーで買うようになって不満だったのは、

熟してない

こと。真緑で、若くて柔らかくて、それはそれで美味しいんですが、どーーも、ふにゃっとして頼りない。うちの畑ではもっと熟させて、歯応えがあったんだけどなー、これが普通なのかなー、と思ってました。

ユースケさんちの枝豆は、しっかり熟していて歯応えガッツリ、豆の味も香りも濃い、懐かしい味でした。ご馳走様でした!

栗三昧

ここへきて残暑が‥‥ たぬきちですぅ。

週末、小布施へ行ってきました。栗の町で、栗を堪能しました!

お昼ごはんを食べた和食のお店では、裏ごしした栗で百合根と山葵をくるんで葛をかけたものなど上品なお料理が。香りの強すぎない、軽い大吟醸(真澄だと「純米大吟醸 山花」かなあ)が合いそうでしたが車なので涙を飲む(泣)。

栗ご飯や、デザートにも栗菓子が出たにもかかわらず、さらに栗あんのどら焼きを買い、栗おこわも買ってしまった。食い意地全開バリバリ。

美味しいものがある町っていいなあ‥‥。あ、葛飾北斎も好きです(取ってつけたようですが)。

蒸し野菜ふたたび

たぬきちでーす。

昨冬は横山タカ子先生に触発されて、野菜を蒸しまくっていましたが、夏の間は蒸篭から上る湯気を見るのも暑いのでさすがにやめてました。

が、何も中華なべと蒸篭を出さなくても、小さめのなべと小さめのざるで蒸せることを発見。

最近のヒットは蒸しカリフラワーです。ごく軽く蒸して、こないだ軽井沢の焼鳥屋さんでゲットした辛味噌をつけてぽりぽりかじるのがお気に入り。もう、料理ですらないほどのお手軽さ。しかも日本酒に合うのが味噌の有難いところです。

今夜も蒸すぞー。


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